孤独少女~Kiss Me~

「何、赤くなってる!」



「由香里が厭味言うからやろ!;;」



「事実やろ?コブタやけど、可愛い(笑)」



お酒も進んでか、盛り上がる由香里さんに対し、火の番をする愛陽さんは顔を赤らめてる。

熱のせいか、由香里さんの所為か……。

間違いなく、後者だ。



「もうその辺にしといて、さっさと食え」



「出たー!澄ました顔して、実はイラッとしてる喜多見(笑)」



「お前が食わんからやろ」



「食うてるやん!」



会話に入らず、黙々と食べてた私は、すぐに満腹となった。

悠陽さんからバトンタッチし、陽妃ちゃんの食事を手伝ってると、私の腰に違和感が。



「酔ったん?」



「別に」



隣に座ってた相田の、腕が回されて居たんだ。

恋人ではない。

けど、キスはする。

恋愛感情はない。

けど、ドキッとする。

テーブルに隠れて、みんなには見えてない。

恥ずかしいのに、近くに居たい。

すぐに離そうとした相田の手を掴むと、指が絡み合う。

…何でやろう。

中毒症状なんだろうか。

相田と、キスがしたい。