孤独少女~Kiss Me~

「ウゲェ!!;;」



喜多見と悠陽さんの絡みに呆れながら相田に振り返ると、その後ろに美男美女のカップル。

オーバーに背中を仰け反る。



「化け物ちゃうぞ」



「もしかして……米倉大和さんと、由香里さん!!」



「知ってるん?私らを」



喜多見と愛陽さんとはまた違う、失礼ながら気品のある美男美女の2人は、私の勘が正しかったようで、私を見て“誰?”という感じだけど、微笑んでくれた。



「凄いよ!喜多見の教え子で、愛陽さんの親友だよ!」



「さっき聞いた」



「席替え仕組んだ大和さんと、黒板に唸った由香里さん!!」



「は?;;」



「「何て情報や;;」」



相田の腕を引っ張りながら、私は大和さんと由香里さんに興奮。



「私が呼んだの。大学も日曜日は休みやん?愛李が会いたいやろうと想ってな」



相田が持つ酒屋さんの袋とは違うロゴが入ったビニール袋を愛陽さんに差し出しながら、「この子が愛李ちゃんか」と言う大和さん。



「鼻血が出そうや……っ!;;」



名前、呼んでくれた!!