孤独少女~Kiss Me~

「元ちゃんが連絡しないから何もないんやけど、お昼一緒にどうぞ」



卵を割り入れ、ウインナーが投入されたホットプレート。

ご飯とお味噌汁が運ばれ、レンジで温められた肉じゃがが出て来た。



「えーね、喜多見は」



「何が」



「帰って来たら、迎えてくれる家族が居って。温かいご飯が待っとる」



「まぁ、そうやな……」



「ねぇ、名前は?何歳?」



「千葉愛李。18歳」



「私は、愛陽。何や似てるわ。私と愛李」



「口の悪いとこが?」



「それだけちゃうわ!」



愛陽さんからの呼び捨ては、嫌ではなかった。

何や言いようのない、妙な親近感に包まれた。



「寂しい時は、うちに来ればえーから。帰りはあんた……誰や」



「相田です」



「相田先生が送るわ」



「「勝手に決めんな;;」」



愛陽さんの、本気か冗談かもわからない話に、喜多見と相田が呆れた顔する。



「何?ウインナー食べんの?」



「ま、食べますけど;;」



…あんた、年上やんな?

何で愛陽さんには敬語なん;;