孤独少女~Kiss Me~

「お子さんは、何人ですか?;;」



…上手いね。

そこはさすが大人や!



「子供?3才になる、この陽妃-ヒメ-1人や。後は、腹に居る」



「妊娠やったね!」



「脂肪と思ったんやろ?半分脂肪やけど(笑)」



紅茶を運んで来てくれた奥さんは、自分で言いながら笑ってお腹を撫でた。



「けど、愛陽は痩せるとホンマに美人やから」



「ほら」と言いながら、疑ってもない私たちにウェディング写真を見せて来た喜多見。

顎が外れるかと思うほどに、開く口。

この、芸能人みたいは美男美女は誰やろか。

写真の修正だけでは難しい、この現代のクレオパトラのような、楊貴妃のような美女。

それが正しく、喜多見の奥さん……!



「相田、頑張って捕まえるんやで!ここまでやなくても、美人な奥さんをな」



「お前に心配される筋合いあらへんやろ」



「私は、2人の方が美男美女だと思うけどね」



そう言ってキッチンに戻った奥さんは、私たちが囲むリビングのローテーブルに、ホットプレートをドーンと置いた。