孤独少女~Kiss Me~

「何やの、あのオバハン……。酷いわ……っ」



「私、21やのに……;;」



「「……21……??;;」」



私が喜多見に泣き真似して宥めて貰おうとすると、戻って来た奥さんから信じがたい発言。



「まぁ、後ちょっとで22やけど」



「相田、私の耳……;;」



「俺の耳もおかしなった;;」



私と相田は、自身の耳を穿る真似をしながら、喜多見を苦笑いで見る。

喜多見は「教え子や」と、顔色一つ変えず言い捨て、娘さんを抱いて家へと入ってしまった。



「取り敢えず、どうぞ?」



「あぁ。すみません;;」



…あんた、来る気なかったやん;;

奥さんの誘いに、私より先に喜多見邸に上がり込む相田。

その後ろをついて行くと、中は喜多見らしくシンプルな空間。



「なぁ。あのお腹って、赤ちゃん?脂肪?;;」



「黙れや;;」



綺麗なアイランドキッチンで、紅茶を淹れてくれる奥さんに、ある疑問が浮かんで相田に訊ねた。

相田は私の口を塞ぎながら、イクメンぶりを発揮する喜多見を手招き。