孤独少女~Kiss Me~

「フーッ……;;」



走ること15分。

無事に到着した私は、バイクから降りるなり深く溜め息。

次第に落ち着く胸の高鳴り。

…後、ちょっと……。



「やーい!おめぇのかーちゃん、デブだデブー」



…あぁ゛?;;

何のイジメ??

声の方に向くと、喜多見邸の前にある公園で、2~3才の男の子たちが、1人の女の子を取り囲み、あろう事か暴言を吐いてる。

男の子たちの母親が、子供の口を塞ぐ。



「謝る方が、先でしょ!!」



「あー、止めとき。面白いもん見れる(笑)」



ガレージに車を停めて降りてき来た喜多見が、ニヤニヤと私の腕を掴む。

砂を弄ってた女の子は、砂を払いながら立ち上がった。



「うちのママは、デブでもわこーてキレーや!あんたたちのママよりよっぽどえーわ!パパかてイケメンや!あんたたちのパパとママがブスやからって、ウルサイわっ!!」



…はっ?;;



「可愛い顔して、何や……?;;」



「まさかあの子、喜多見先生のお子さんとちゃいか?;;」



…えっ?;;

ホンマに!?;;