顔が赤いのは、……熱のせいなんでしょ?
目が離せない。
次に目をそらすのは、翼の番。
口元を手の甲で隠して、
「俺、そんなこと言ったか……」
「うん、言った……」
「忘れろ」
「やだ」
「あのなぁ」
やだよ。
絶対忘れない。
今の顔も。
忘れてあげない。
単純なあたしは嬉しくなって、あっという間に笑顔を作る。
「あのね、お見舞いだから一応手みやげもあるんだよ。翼、これ好きでしょ」
コンビニのビニール袋に手を伸ばす。
目が離せない。
次に目をそらすのは、翼の番。
口元を手の甲で隠して、
「俺、そんなこと言ったか……」
「うん、言った……」
「忘れろ」
「やだ」
「あのなぁ」
やだよ。
絶対忘れない。
今の顔も。
忘れてあげない。
単純なあたしは嬉しくなって、あっという間に笑顔を作る。
「あのね、お見舞いだから一応手みやげもあるんだよ。翼、これ好きでしょ」
コンビニのビニール袋に手を伸ばす。



