旅行に連れて行って欲しいと必ず言わせて見せるからな」

「その自信どこから?」

「俺は有村小さい頃から知っているんだけどな、それを思い出すための旅行なんだけどな?」

「私、小さい頃の記憶なんてないんだけど、気がついた時には母はいない、いても教えてくれないでしょうね」

「だから、行こう」


「さぁ、社長 月末の放送時間です
訓示して来てください」


あ この手があった
何考えているのか、あしとり軽く行きました。



社長の訓示やもろもろの話

「え、この度、私事でありますがお見合い相手が見つかりました

有村 結羽さんって言います。

今後 手出しはしないように」


何?馬鹿な事を新鮮な朝から
会社間違えたのかも・・・・



社長室に流れない事をいいことに
社長の宣言した



結羽に内線がかかり
「結羽、おめでとう、社長が宣言したよ、結羽とお見合いするって」

何故今なの?だからとんちんかん社長って言われるんだ


「御苦労様です。」


「ん」鼻唄歌いながらパソコンに向かい 時おり 結羽を眺めていた


「社長、何かご用ですか?」

「なんでもない」