「ちょっと!桃叶! 声が大きい!」 桃叶は、びっくりしたのか 大きな声を出したから 慌てて桃叶の口を両手でふさぐ。 「ご、ごめん…。 でも、本当にびっくりして」 桃叶が、驚くもの無理ない。 だって、今まで1度も 自分の話をしてこなかったから。 恋バナは、聞く側専門だった私が ついに、話す側に回るわけだし。 「で!相手は誰なの?」 桃叶は、ベッドに座って 興味津々に、目をぱちぱちさせながら 聞いてくる。