お風呂に入って 部屋に戻ると、桃叶が 待ち構えていた。 「なに?どうしたの?」 ドアを開けると、桃叶が 腕を組んで、足を肩幅より大きく開いて にやにやしながら 立っていて、びっくりしながら聞いた。 「ねぇー。葵桜さん?」 「は、はい?」 なんとも言えない笑みを浮かべて 私をジロジロとみる、桃叶。 「忘れてませんか?」 「なに…を?」