そのやりとりを、私と美波ちゃんは 笑って見てた。 「体育館のほうは どうなってんだろうな」 ケンくんは、体育館のほうが 気になるみたい。 「じゃあ、体育館行くか」 「うん、そうだね」 蓮叶の言葉で、体育館に行くことにした。 「そういや、恭也は?」 前を歩いているケンくんが 後ろを振り向く。 「見てないよ」 「まぁ、そのうち来るだろ」 「だな」