お母さんは、厳しくて、強い人かな。 だけど、普段は優しい。 私の負けず嫌いな性格は きっと、お母さんからきてるんだと思う。 「葵桜ー、帰ろー」 少し離れた場所に、桃叶の姿が見える。 「あ、桃叶きた。 じゃあね、恭也くん!」 「じゃあね」 バイバイ、と手を振ると 恭也くんも、振り返してくれた。 そして、桃叶のところへ走っていった。 今は、校門を出て駅に向かって 歩いている。