「仲いいんだね。 葵桜の顔、すごい楽しそう」 「うん。 桃叶も蓮叶も、大好きなんだ」 私は、笑顔で恭也くんを見る。 小さい時、私は泣いてばかりだった。 仕事で忙しくて 帰ってくるのが遅い両親。 だから、しょっちゅう桃叶の家に 預けられてた。 桃叶と蓮叶には いつも優しいお母さんがいて 羨ましかった。 幼いながらも そんなこと両親には言えなかった。