「ちげーよ、ばか」 恭也くんは、肩に回された腕を ゆっくりと剥がす。 「冗談だって。 怒んなよ」 隣の男の人は、笑いながら 恭也くんの肩をトントン、叩く。 「あ、いきなりごめんね。 あたし、恭也の幼なじみの 有村美波。よろしくね」 さっきの女の子が、ニコッと微笑む。 その子は、女の子にしては長身で かっこいい雰囲気。 目鼻立ちのはっきりした顔立ちに ショートカットがよく似合ってる。