「いった!」 パチン、とおでこにデコピンされた。 「やっぱり蓮叶だ」 顔を上げると、蓮叶が立っていた。 まぁ、声とデコピンで だいたい蓮叶だってことはわかってたけど。 「なんかあったのかよ?」 心配してくれてるのかな。 なんか、嬉しい。 「まぁ、ちょっと…」 蓮叶に、話してもいいのだろうか。 でも、一応好きな人だしな…。 あ、そっか。 この話をして、私の好きな人は 恭也くんじゃないですよ、ってことを 印象づければいいんだ!