キミとワタシの恋心


「桃叶も、いろいろ大変だね~」


私も、お弁当を食べる。


他校だから、毎日会えないし


用もないのに、電話するのも


LINEするのも、変だし。


そう考えると


同じ高校で、クラスで


いくらでも、話す機会を作れる状況の


自分が良かったな、なんて思ったり。


「本当、葵桜が羨ましいよ」


桃叶は、大きくため息をつく。


「まぁまぁ。元気だしてって」


私は、笑いながら


桃叶の肩を、トントンと叩く。


キーンコーンカーンコーン。


「あ、もうお昼休み終わっちゃう!」