「それでも、いいんだ。 こんなに人を思えたの 初めてだから。 どんな形でも、一緒にいたいと 思ってるからさ」 いつもの爽やかな笑顔を見せてくれる 恭也くん。 「もし、ダメだった時は 待ってる。 今は、普通に接して」 恭也くんは私に、背中を向けた。 ドン、ドン! 夜空には、大輪の花火がたくさん咲く。 こんな複雑な気持ちで 花火を見ることなんて この先、あるのかな…。