「すみません!」 私は、急いで体勢を立て直し 頭を下げて、謝った。 「そんなに謝らなくて大丈夫ですよ」 その人は爽やかに笑う。 シャープ顔立ちのいわゆるイケメン。 髪は明るいメッシュで、ラルフスタイル。 180cmはありそうな長身。 「あ、ここの駅で降りないとね」 「え?あ、ちょ!」 その人は、私の手を引いて 電車を降りた。