その夜。 「ただいまー」 玄関のドアを開けると。 「おかえりー」 「おかえりー!」 伊澄と小学3年生の弟の伊月がいた。 「伊紅。友達できた?喧嘩してて遅くなったとか…」 心配そうな伊澄。 「ないない!ないから。ふつーに友達ができて、遊びにいってただけ!」 「伊紅ねえ、友達できたのー?!」 かわいらしい弟の伊月が聞いて来る。