「うん。もう、しない」 「よかった…………」 そう言って、冬弥は眠ってしまった。 みんながみんな、思いが叶えばいいのに。 あの二人にだって、私じゃなくても、 きれいなモデルさんや女優さんだって、 たくさんいるだろうに。 なんで、私なんだろう。 私が二人のファンだったらよかったのに。