こんな嘘みたいな恋愛あるわけない!



「…………見んなよ」


そう言って、膝に顔を埋める。

と。


ぐぅぅうぅぅ………………



お腹の音。

私は部屋の前にいつもおいてあるご飯食べたから、お腹は減ってない。

とすると。


「………………きっ、聞くな!」


赤くなって言う男の子。


なんでか、しばらく顔を見ていない、一番下の弟の伊月の顔が浮かぶ。



「…………ご飯、奢ってあげる」

つい、言ってしまった。


迷惑がられるかな、と思った時。