「何があったんだ!」
先生たちが、駆け込んでくる。
そして、床に倒れて呻いている男子二人と、女子一人。
それから気絶している侑李先輩を見て、
絶句する。
担任の先生は、青ざめている。
ああ、いい気味。
「何があったんだ!って聞いてるんだ!」
私たちのクラスに向かって怒鳴る先生。
でも、女子たちは泣きながら黙ったまま。
男子も、みんな下を向いて黙っている。
そうだ。話すことは、いじめを露見することなんだから。
侑李先輩はこのままだと、喧嘩を始めたとして、高校合格も取り消しになってしまうかもしれない。
「私がやりました」

