広場を抜けて、門の外に出た。
「11時53分。あと2分したらゲートが開きます」
「やっと帰れるのか。早く暴れてぇ。体が訛ってそうだ」
そう言って首を回した。
ちなみに服は最初着ていた服に戻った。
なぜ初めからこの服にならなかったのか聞いたら、ただ見たかったとのこと。
「開きますよ」
そう言うと目の前に黒い渦が出てきて段々と広がり、あの時見た黒い穴のようなものができた。
「また今度お会いましょう。離れるのがとても寂しいです。やらなきゃいけない事が終わったら必ず、絶対にー」
「いやそういうのいいから。・・・じゃあな」
「・・・お気をつけて。また会いましょう」
笑顔なサキに見送られながら黒い穴の中に入って行った。



