悪魔とヤンキーの夜恋祭




「話はわかった。お前らとっとと帰りな。こいつは俺が何とかするから」
「え、でも」
「肩がぶつかった事は許してやってくれ。頼むよ」
「まぁ、そう言われたら仕方ないっすよね」
「分かりました。んじゃあまた機会あったら会ってもいいっすか?」


俺は笑顔で頷いた。
彼らは赤面し、喜んで帰っていった。


こいつどうしよう。沈黙が続くな。
顔は暗くてよく見えなかった。でも身長でかそうだし。
それに声が透き通ってて綺麗な声だった。
ってダメだダメだ。
とりあえず、帰ろう。


「あんたも気をつけて帰りなよ、じゃあな」


早く帰んないと遅いって怒られるなと心の中で焦りながらバイクに跨った。