悪魔とヤンキーの夜恋祭





眠っている潤の近くに立っている人影。
雲に隠れていた満月が現れ、光に照らされたのはサキだった。

普段の目は灰色だが、今は赤色になっている。
彼女を抱き起こした。
ドレスのまま眠ってしまった彼女。
胸のあたりには紫に光るサキがつけた印。

彼女の首筋に口を近づけ、開いた口には牙が生えていた。
そしてかぶりついた。


「いっ、はぁあ」

意識は戻ってないが彼女は喘いでる。
それでもサキはもっと深くたてるように夢中になった。


飲み終わり、噛んだ所を舐めると何も無かったように穴は消えた。
彼女の顔を見た。
彼の口からは彼女の血が垂れていた。


「絶対に、離さない。必ず」


彼女の唇に口付けすると、彼女は落ち着いたように呼吸が戻った。