「どうでしたか?」 「大丈夫だと思う。にしても疲れたー。ゆっくりと寝たい」 目をしょぼしょぼさせていると、 「一人部屋がありますよ」 「ほんと?よかったー、野宿だったらどうしようかと」 「そんな事させる訳にはいきませんよ。案内しますね」 彼の後をついていき、でかい扉に着いた。 王子の身長よりも倍に大きい。 初めて見る大きさだ。 「どうぞ」 開けてもらうと、そこはほんとに一人部屋なのかと思うぐらい広かった。 高級ホテルみたいな部屋で、慎重に扱おうと思った。