悪魔とヤンキーの夜恋祭






「はぁー食べた食べた。めちゃ美味しかった!」
「美味しかったですか?それは良かったです」


外は相変わらず真っ暗。
紫色の空に不気味な月。
でも、嫌いじゃない。どことなく優しさもあるような。



「・・・そういえば今何時だ?」
「今・・・、あ・・・」
「あってなんだよ。まさか・・・!」
「すいません、時間、過ぎてました」

彼が手に持ってる懐中時計の針を見ると、
12時15分を指していた。


「ふざけんな!11時55分に開くからそれまでと思っていたのに!どうしてくれるんだ!あいつら絶対俺を探すに決まってる」
「本当に申し訳ないです」

彼は眉を下げた。
少し言いすぎたかな。