「それでは潤さん、行きましょうか」 「あぁ」 サキは手を差し伸べた。 俺はそれを無視して普通に部屋から出ようとした。 だがサキに腕を掴まれた。 「なんだよ」 「潤さん、私の腕に手を回してください」 「は?何でだよ」 「いいから」 彼は俺の手を掴み、腕に手を回させた。 見た目は細そうだと思ったが、触れると案外しっかりしてるんだな。 って俺何考えてんだよ。 「行きましょうか」 「あ、あぁ」 彼にエスコートされ、会場に案内された。