「お父さん、彼女が潤さんです」
「ほぉ、これはこれは美しい女性だな」
屋敷に(無理矢理)連れてこられたが、にしても立派な所だ。
外もすごかったが中もすごい。
「あ、あのー。俺はどうすれば・・・」
「俺だと!?女性がそんな言葉を使ってはいけない!それに嫁になる者がそんな言葉を使うなんて」
「嫁?俺は嫁になんてなるつもりはないぞ」
「それは困る。あなたはサキの嫁にならなければいけない存在なんだ」
「はぁ」
俺は一体どういう存在なんだよ。
ますます分からん。
「とにかくまずはお召しかえをしましょうか。彼女を」
「はい、王子」
「さぁこちらへ」
「え?え?待ってくれよ、お召しかえってなんだ?ちょっ、おい!」
サキは笑顔で手を振り、俺は部屋に連れてこられてしまった。



