悪魔とヤンキーの夜恋祭




急に誰かに腕を引っ張られた。
俺の口に手を当てている。

緑色の奴はそのまま走り去ってしまった。

外されたが、びっくりして声は出なかった。


「大丈夫ですか?」
この声は・・・。

俺の前に立ち、俺と同じ目の高さに合わせるように腰を曲げた。



「・・・サキ」
「無事で良かったです」

俺はサキの服をつかんだ。

「ここはどこなんだ!まさか、お前がここに連れてきたのか?」
「いえ、誰でもありません。」