ドアを開けると、佳も出るところだった。
髪の毛は相変わらず赤く、しっかりと整えている。
「おはよー、潤ちゃん」
「おい」
「あっはは、ごめんごめん。おはよう、潤」
「おはよ」
2人で広間に向かう途中、佳が話しかけてきた。
「そういえば今朝騒がしかったけど。何かあった?」
「え!あ、いや。虫が中に入っちゃって。そいつを退治してたからー、それのせいかなー?」
アハハと笑っていると佳は納得したようだ。
「男でも連れてきたのかと思った」
ギクッ
「な、なわけなぇーだろ。まずここなんて男ばっかりじゃねーか。これ以上男連れてきても困るぜ」



