悪魔とヤンキーの夜恋祭




やっと離された時にはもう体の力は抜けていた。

「すいません、つい・・・。あまりにも可愛らしくて」

申し訳なさそうな事言ってるが、顔は嬉しそうな顔してるぞ。
どこがすいませんだ。謝るならもっと真剣に謝れ。


「でも力が抜けるということは、気持ちよかったですか?」
「そんな訳ないだろ!気持ちよくなんかないわ!」

だが壁にもたれかかっているままだった。
まだ力が入らなかった。


「力が抜けているようなので、ベッドに運んであげますよ」
「やめろ!治ったら自分でいけるからって、ちょ、おい!」


軽々とお姫様抱っこされた。
恥ずかしくて顔が赤くなった。
ベッドに静かに下ろされた。


「あ、もうそろそろ戻らないと。それではまた後ほど」


そう言って彼は黒い煙みたいなのに包まれて消えた。