「いやいやいや、何言ってるんだ?」
俺が混乱している中、彼は思いついたような表情をした。
「自己紹介まだでしたね。私はサキ。魔界では王子をしています」
「何かカミングアウトされたけど。王子!?ってことはあんた・・・。悪魔的ななにかなの?」
彼はニッコリと微笑み、「はい」と返事した。
これはやばいんじゃないか。あの悪魔なんだぞ。
危ないやつじゃないのか。
いや、冷静になれよ俺。
こいつは俺をからかっているだけなんじゃないか?
俺に悪魔とかふざけた事教えといて。
何が悪魔だよ。そんなの信じれるわけないだろ。



