「潤さん、少しよろしいでしょうか」 「あぁ」 病院を出て、近くの公園のベンチに座った。 小さい子供たちが遊んでいる。 散歩をしている老夫婦。 犬を連れて歩く女性。 秋の紅葉。 枯葉が散っていく様子を見ていた。 「いつかは言わなきゃいけない。ずっと考えていました」 「俺が、何者か?」 「はい。少ししか教えれませんが」 「・・・わかった」 サキは俺の目を見て話し始めた。