サキがお盆に料理をのせていた。 スープにパンにサラダ。 いかにも洋風の朝食って感じだ。 「今持っていこうとしたところでした」 「そうなんだ。いや、違う。朔たちの所へ行かないと!じゃないと、」 彼は俺の手の上にお盆を乗せた。 驚き彼の顔を見た。 「まずは朝食をとってから。最近の人間の医療技術は発達しています。人間同士なんですから、信じましょう。大丈夫、善人は人を死なせません」 「そ、そうだよな。焦って悪かった」 ソファに手を合わせた。 彼の作った朝食はとても美味しかった。