「終わりましたよ」 治療箱を閉めた。 俺の肩は包帯で巻かれている。 俺は窓を見た。 こいつとは目を合わせたくない。 あの後時を戻し、止まっていた音が聞こえ始めた。 皆の呻き声。それを遠くで聞きながら、俺は悔し泣きをした。