「今時間を止めています。しばらくは大丈夫ですよ。ただ、祥弥さん、涼さん、朔さん、彗さん、佳さん皆が重症です」 1人ずつ見てると、慧の腹から血が出ていた。 周りには尖ったものはない。 ナイフは遠くに落ちてある。 ということは、俺の左手に付いてるこの血は・・・。 「あぁぁぁぁぁぁ!俺が、この手で彗を、彗を!」 「落ち着いてください。急所は外れています。とにかく救急車を呼びましょう」 息が荒れている俺を、サキは背中を摩ってくれた。 少しずつ収まっていった。