「初めましてっ!
私は東雲璃香っていうの

よろしくね!花南ちゃん!」

「え?うん
よろしくね?東雲さん」

ん?東雲さん?
どっかで聞いたような…

うーん…
気のせいかな…。

「璃香って呼んでよ!
私!花南ちゃんと友達になりたいし!
あ!私も花南って呼ぶから!!」

「うん!璃香!

ってなんで私…?」

璃香は人懐っこい性格のようだ。
何故かいまキラキラした目で私を見ている。

…少し変人に思えるのは私だけだろうか…?

「だって…
花南って漫画やアニメから出てきたような美少女じゃん!?

いやぁ…私が男なら完全にっ一目惚れしてる!!
それぐらい可愛いんだよ?
そんなの友達になりたいに決まってんじゃん

みんなも花南が絶対可愛いって思ってるよ!!

だから…「東雲さん…?」

…すいません」



ハイテンションな子だなぁ
あ…東雲って…


もしかして…

「璃香ってもしかして…
理事長の子供?」

すると…璃香はニヤリと笑った。

「えへ?ばれっちゃた?」

マジか…
でも璃香ならなんか納得だな…
明るいところとかね?

それから授業を聞かずに二人で授業が終わるまで先生に怒られない程度で喋ってた。