「ほら。隼虎は幸せ者なんだから早く治りなさい。」 「はーい。」 急いではちみつしょうがを作って飲ませ、 帰る支度をした。 「なぁ。」 「何」 「外もう暗いだろ。」 「あー九時だしね。」 「俺、送ってけない。だから隣の部屋使っていいから止まっていきな」 「いいよ別に」 何心配してんの。病人のクセに。