「口開けて。」 ふーふーしてから、食べさせる。 幼馴染みの宮地燈夜( みやじとうや ) の妹、宮地心羽( みやじこのは )ちゃんの 看病とか結構やるから、得意なの。 「ど?」 「鼻詰まってて分かんない」 「そか。」 味は分からないか〜 結構美味しいのになぁ。 「でも、風邪引いて良かったかも」 「はぁー?」 「矢地に看病されるとか。幸せすぎんだろ」 隼虎は、熱で瞳が潤んでて、 その言葉を言った瞬間頬を緩めた。 可愛い。