「………この顔、嫌いだから」 「贅沢な。」 「ありがとう。ってそうじゃなくて、コンプレックスなの。」 「なんで?」 「みんな、顔しか見てくれないから。中身に自信があるわけじゃないけど、顔だけって結構傷つくんだよ………」 話がチグハグ。 なんか、あったのかな? 「あ、なんか甘いものあったかも。」 そう言って立ち上がった隼虎は、 フラッと力なく体を傾かせた。 「やっ、ば!」 ガタ、バタン