しかし兄は少しずつ変わっていった。

次第に兄は試作品を家に持ち込むようになったのだ。
はじめは男の人用のを使うだけで、使うときは申告し、わたしがいないときに使うと言っていた。

でも、それから半年もすると女の人用を持ち帰ってきた。

「上司にどうしても…って言われて…」

兄はわたしに頼み込んだ。

わたしはそのとき処女だったから

「絶対無理!!」

と拒否したが、わたしのことを簡単に持ち上げて自分の部屋に連れ込んだ。

説得を2時間ぐらいされたと思う。
考えが変わらなかった私を兄は泣きそうな顔になって、

「ごめん、こんなお兄ちゃんを許してく
れ。」

と言い、ベッドの柱に私の手足を縛り付けた。

「こうなると思って拘束具も借りてき
た。」

と兄は後から申し訳なさそうに言っていた

わたしは泣きながらやめてやめてと言ったがひたすら兄は謝るばかりで、洋服を脱がせた。

そしてその夜、私は処女ではなくなった。
おもちゃに犯されたのだ。