居場所〜あなたにもある〜

『ほら』

拾った教科書を渡そうとした


あれ?さっきより顔色わりぃ


美月「あ、あり・・」


あり?


美月はフラフラし出して

後ろに倒れそうになる

間一髪で腕を掴み、自分の胸に抱いた

建「美月ちゃん?!」

呼吸を確認すると息はしている

『一時的な意識消失か?』

担任「お?どうした?」

建「美月ちゃんが具合い悪いみたいで」

担任「・・顔色わりぃな・・保健室連れて行け」

美月を横に抱き、連れて行こうとすると

一部女子から奇声が聞こえたが無視

建と保健室に向かった