居場所〜あなたにもある〜

自分の意思とは正反対に

足は動き、般若女から綺麗な女を助けていた

般若女は噛み噛みで逃げ

綺麗な女も素っ気なく帰ろうとした

『なぜ逃げなかった?』

綺麗な女は振り返り

「私の存在で彼女は苛立っている。少しでも気晴らしになるならいいかなって。じゃぁ」

自分が傷ついてもいいってか

変な女・・・

茂「めずらしー。結城が女を助けるなんて。明日は大雨かな?」

『ばーか。行くぞ』

教務室に向かった