〃えー、だからあるとしてー
ここはだからX……〃

夏、太陽がいつもより輝いているように感じる。
私は学校が嫌いだ、人を裏でいじめて楽しむやつ、それを見ていて知っていても何も言わない男子やみんな。
その中にはわたしも混ざっているのだろうか。この毎日同じことが繰り返される学校で私はうんざりしていた

が、ある日から私は不思議な力を持つようになった。



こういう日は一番奴らが好む日だ。




ちょんちょん
私は後ろを振り向いた
後ろを振り向くと薄気味悪く笑いながら立っている男がいた

«やっぱり君には僕が見えるんだねー»

こういう場合は普通無視して目を合わせないのが一番なんだけど、
何のためらいもなく見てしまったから、もうどうしようもなく固まってしまい
体を乗っ取られそうになっていた

う、動かない。

パリんっ!!!!!

その音が聞こえ私は恐る恐る目を開けた
そこにはもう、薄気味悪い奴はいなかった

私、助かったのかな。
それにしてもこの頃こういう血の気の荒いのが多い気がする。
!。
「綺麗なこな……」



――――――――――――



その後私はなにごともなく気づけばもう帰る準備をしている時間だった