顔を上げたときに雪は窓側の友達に先に目がいったらしい。



雪と一緒に歩いてきた友達は、こっちにきづいて


「おはよう」



といった。



「おう」



俺は、雪に挨拶してもらいたかったって少しだけ腹立ってきた。