別にしょうと両想いになって付き合いたい訳じゃない。 いや、本当はそうしたいんだけど。 でも最優先すべきは、私の気持ちの保管場所。 とりあえず誰かに聞いてもらいたい。 これ以上自分の中に溜め込んでおくのは無理だから。 高校2年生。少し何かが変わりそう。 そんな期待に胸を踊らせながら、私は夢の中へ落ちていった。