それは、大阪に下った将軍警護の為

縁が大阪に同行した時の事






大阪は、縁の育った故郷であり

浪士組に興味がある 西岡 工(タクミ)を

紹介すべく土方と永倉を

道場に連れて行くことになっていた








道場へ行く約束の前日


同じ同郷ということもあり


仲の良かった 


佐々木 愛次郎と佐伯 又三郎


そして、副長 山南 敬助と共に



不逞浪士が暴れる呉服店へ



4人は、必死に戦った


山南の刀は折れ、肩からザックリと怪我


山南が意識を失った


「佐々木!!奉行所に知らせてくれ!
医者も頼む!!
佐伯!!土方さん達を呼んでくれ!!」



残り2人に1人で立ち向かうことにした縁

少し迷ったが、佐々木と佐伯は

店を飛び出した




「縁!!待ってろ!!」

「すぐ戻るからな!!!」