計画を阻止する為
皆が出陣する
連絡役を申し出たが
屯所を守る役目を指示され、山南といる
「俺、時々 考えるんです
誰かを守るのに、誰かを斬る
向こうにも、斬られた者を慕う誰かがいて
結局、斬って
向こうからは、俺が人斬りで
違いがわからないんです」
「そうだね
向かってくる敵にも、家族がいる
戦わなければ、やられる
すべての人と分かり合えることはない
だけど、仲間同士…守り合いたいね
梅の事… すまなかったね」
「え… いえっ!! 気にしないで下さい
新選組を守る為です!」
「本当は、芹沢に梅を逃がしてくれと
頼まれてあの場にいたんでしょ?」
話の流れで、山南に不安を吐露したら
芹沢の粛清時に、あの場に居合わせたことを追究される羽目になった
「えと… どうして、そう思うのですか」
「君の体調不良は、本当だった
あの雨では、いくら耳が良くても
物音は、しないよ
僕が、雨の日を指示したんだから」
「……」
「芹沢さんは、君を可愛がっていた
人を斬る事で、君がこうして悩むことを
わかっていたから、逃がしたかったんじゃないかな?」
「俺は、新選組を選びました
その事に、後悔はありません!
ここで、皆と人々を守りたい!
だけど…
梅を斬って…
芹沢さんの意思に背いて…
怨まれてる気がして…」
「僕も思い人に、後追いをして貰いたくないな…
でも… 離れたくないほど
自分を想ってくれているって、嬉しいかも
結果的に、あの世とやらで、添い遂げてる
なら、幸せなのかもね?」
山南と話をしていたら、なぜか
楽になれた
縁としていることで
本来の自分がなくなる
ただ、話をしているだけで
気負うものがなくなった
「山南さん ありがとうございます」
「ん?なんだい?御礼なんて言われること
何もしてないよ?」
夜空を見上げ、語り合った
皆が出陣する
連絡役を申し出たが
屯所を守る役目を指示され、山南といる
「俺、時々 考えるんです
誰かを守るのに、誰かを斬る
向こうにも、斬られた者を慕う誰かがいて
結局、斬って
向こうからは、俺が人斬りで
違いがわからないんです」
「そうだね
向かってくる敵にも、家族がいる
戦わなければ、やられる
すべての人と分かり合えることはない
だけど、仲間同士…守り合いたいね
梅の事… すまなかったね」
「え… いえっ!! 気にしないで下さい
新選組を守る為です!」
「本当は、芹沢に梅を逃がしてくれと
頼まれてあの場にいたんでしょ?」
話の流れで、山南に不安を吐露したら
芹沢の粛清時に、あの場に居合わせたことを追究される羽目になった
「えと… どうして、そう思うのですか」
「君の体調不良は、本当だった
あの雨では、いくら耳が良くても
物音は、しないよ
僕が、雨の日を指示したんだから」
「……」
「芹沢さんは、君を可愛がっていた
人を斬る事で、君がこうして悩むことを
わかっていたから、逃がしたかったんじゃないかな?」
「俺は、新選組を選びました
その事に、後悔はありません!
ここで、皆と人々を守りたい!
だけど…
梅を斬って…
芹沢さんの意思に背いて…
怨まれてる気がして…」
「僕も思い人に、後追いをして貰いたくないな…
でも… 離れたくないほど
自分を想ってくれているって、嬉しいかも
結果的に、あの世とやらで、添い遂げてる
なら、幸せなのかもね?」
山南と話をしていたら、なぜか
楽になれた
縁としていることで
本来の自分がなくなる
ただ、話をしているだけで
気負うものがなくなった
「山南さん ありがとうございます」
「ん?なんだい?御礼なんて言われること
何もしてないよ?」
夜空を見上げ、語り合った


