近藤との約束までの間ずっと縁と過ごす


伊東が言ってから


「伊東さん!縁の具合どう?」



早速、藤堂が部屋へ



「良くなったよ!平兄ちゃんの
看病のおかげだな!」


「良かった!出掛けねぇか?」


「藤堂君!まだ、無理はいけないわ!」


「そうか…そうだよな」



藤堂が部屋を追い出されてからも

次々に、いつも以上に人が来る



「話も出来ないじゃない!!」



ムスッとふて腐れる伊東が

何だか可愛く見えた



「だったら、2人で出掛けるか?」


「いいわね!!!うふふっ」



よほど嬉しいのか、ふんふんと

鼻歌しながら、支度する



「あら?貴方は、支度しないの?」


「普段通り、これでいい」


「……私が女で、貴方が男みたいね」


「喋ってねぇで、さっさとしろよ!」


「はぁい」




(……本当、逆だな)


伊東の支度を待つ間

今夜の計画を頭で整理する



ちゅっ



「っ!!!」


「支度出来たわよ!考え事?」


「/////まぁな」



(なんか、調子狂う/////)